2011年1月20日木曜日

マジすか学園

2ヶ月ぶりのブログです。
怒濤の年末年始を抜けて、もう1月も20日を過ぎました。

今年に入ってからランニングを始めました。
正月太り解消が目的だったんですが、
走り始めたらそんなこと忘れました。

毎朝6時前に起きて、海まで走っています。
寒いです。寒いですが、気持ちいいです。

「ロッキー」や「がんばれ元気」になれるからです。
古いですか、古いですね。

それはさておき。
ちょっと前の話ですが、大晦日に紅白歌合戦を見ました。
それ以来、年甲斐もなくAKB48が大好きになりました。
彼女たちはいいですね。一生懸命なのがいい。
その彼女たちが出演した「マジすか学園」というドラマがあります。
http://www.tv-tokyo.co.jp/majisuka/

女子高校生ヤンキーがケンカで一番を決めるという、
一見、時代錯誤的なお話です。

主人公の女の子は本当はケンカがものすごく強いんだけど、
ある事件以来、ケンカを封印しているという設定です。

ただその子は「マジ」という言葉にだけ異様に反応し、
その言葉を聞くと覚醒してしまい、どんな相手でも叩きのめしてしまう。

誰が学園の「てっぺん」を取るのか、という表ストーリーの裏側で、
「マジになって生きようぜ」というメッセージが流れている、
まあ、よくあるっちゃある話なんです。

でも僕はそのドラマをみてものすごく感動したんです。
全12話を3回も見たくらい。朝ラン始めたのもその影響大です。

なぜそんなにも感動したのかというと、
一つはその「マジ」っていうキーワードが私の心に刺さったから。

そして、彼女たちから「お前のマジって何だよ」って、
ドンと突きつけられたような、そんな気持ちになったからです。


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私の「マジ」は、お客様の組織に一体感をつくり出すこと。
そのために、組織の本質をお客様と一緒に紡ぎ出し、
関係者の間で共有することです。

言い換えれば、組織の「マジ」を、
ステークホルダーの間で共有するお手伝いすることです。

昔のヤンキーは「本気」と書いて「マジ」と呼んでました。
組織のマジって何でしょうか?

組織にとって「譲れないもの」。「犠牲にできないもの」。
それを変えてはもうすべてが変わってしまうもの。
それが「マジ」です。

そもそも組織とは、人と人とが「共感」でつながった
一つのエコシステム(生態系)です。

企業なら、経営者、社員、顧客、協力業者、株主等が、
学校なら、経営者、教員、学生、保護者、就職先、地元の人たちが、
何かに引き寄せられ、つながり合っているわけです。

その「共感」の真ん中にあるのが「マジ」です。
経営理念とか、建学の精神とか、そういうものは、
全部、創業時の「マジ」を言葉にしただけのものです。

「マジ」でつながった組織は強いです。
「マジ」は人を引きつけて、「マジ」にさせます。
そしてその結果、モノも金も引き寄せる。

さて、あなたの「マジ」は何ですか?
あなたの組織の「マジ」は何ですか?
その「マジ」は生きてますか?伝わっていますか?

お客様の組織の中から「マジ」を見つけ出し、
『これが俺たちの“マジ”だ。』
とメンバー全員がそう言えるように、
私たちの力でしていくこと。

組織は「マジ」でつながっていないといけないんです。
損得とか、見栄とか、惰性とか、
そんなものでつながっている組織は不幸をつくるから。

お客様の組織を「マジ」でつなぐ。そのお手伝いをする。
それが私たちの「マジ」です。